GAINA. 日進技術開発 ガイナのブログ 『GAINA 虎の巻』   GAINA JAXA COSMODE PROJECT BRAND

株式会社日進技術開発 GAINA(株)日進産業グループ 広島市安佐南区大塚西3-3-33 TEL082-836-7271 FAX082-555-3458 Email:nissingk2017@gmail.com

株式会社日進技術開発です。断熱セラミック GAINA 株式会社日進産業グループです。 ガイナ、ガイナルーフの販売のほか、ガイナルーフの企画、製造を担当しています。 卸売りを主業にしていますが、新築、リフォームのお客様、工場企業、施設店舗関係の皆様もお気軽にお問い合わせください。

工場や施設での採用

超速乾燥ポリウレタンとガイナの組み合わせ(スレート屋根に塗装) 効果測定

古いスレートの建物の場合、古いスレートはアスベスト含有していますから、保全補修の用途で屋根を塗装しようとしても高圧洗浄はできません。
その場合、洗浄せず、大きいごみだけ取り除いて、ウレタンを15mm程度吹き付け、スレート屋根の割れや穴を塞いで屋根自体を固定し、その上に超速乾燥ポリウレタンを吹き付ける工事を実施することがあります。
この工事だと、アスベストを処理することなく、建物の耐久を高めることができます。
しかし、この工法の場合、工場内は熱がこもり、屋根も高温になり、施工前より暑くなります。
しかし、発泡ウレタンの上にガイナを塗装すれば暑さを和らげることができます。
以下の実験の添付は、ガイナを塗装した場合の効果を簡易的ですが検証したものです。
最後のページに考察があります。

ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較
ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較P2
ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較P3
ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較P4
ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較P5


GAINA効果 某施設屋上ウッドデッキ 幼児でも真夏に素足で歩けるように

デッキ笠木
笠木とデッキサーモ

ウッドデッキと笠木

デッキ遊具S

遊具とウッドデッキ

足S
足のきS

足を乗せて放すと、、、、ガイナの塗装面は蓄熱しないので表面温度が高くても足を乗せれば瞬時に足裏の温度と同化して熱の移動を抑制する。だから熱くない。

日陰日向
日陰日向S

日陰と日向。日が陰れば瞬時に表面温度は下がる。

散水
散水S

散水。水を撒くと瞬時に温度が下がる。

GAINAをキュービクルなど屋外機械(電気)設備に塗装する

ガイナの需要として、屋外電気設備に塗装する場合があります。

しかしこれはなかなか判断の難しい選択です。

屋外電気設備は内部発熱があります。

ガイナは遮熱塗料であり、断熱塗料ですから、太陽光線の影響を抑制することができますが、内部発熱を保温する作用もあります。

温水機器の缶体など熱量が大きい物体に塗装した場合には熱エネルギーをくみ上げて放射し、内部の温度を冷まします。これは期待した効果の反対になってしまっています。

内部が空気など熱量が小さい場合は保温します。しかしどこから放熱が上回り、どこから保温が上まわるかは明確ではありません。

ガイナを薄く塗れば放熱が上回ることはわかっています。しかしその場合は汚れやすく、耐久年数にも問題が生じることが予測できます。

では、どうすればいいかというと

太陽光線の影響が絶対的に上回る機械設備の天面だけガイナを塗装する。そのうえで、太陽光線の影響が上回る面も塗る。

ことがマストだと考えています。

実際には機械設備は東西南北に正対しているわけではないでしょうから、その機械設備のどの面が太陽光線の影響を受けているかは観測してから塗装箇所を考えればいいでしょう。

なお、外部の熱の影響で冷却による電気代がかさむ機械設備に、適切な箇所にガイナを塗装することはとても有効です。

(株)日進技術開発 工場 ガイナ塗装効果測定

スレート屋根の建物です。屋根を室内側から撮影しています。

スレートむき出しの部分はガイナ塗装部。合板張りの部位はガイナ塗装無しです。


FLIR4686


ガイナ塗装部は34℃前後、ガイナ塗装無し合板天井は38℃程度。暑さ対策として天井を貼るよりガイナ塗装の方が効果があります。

FLIR4685

ガイナ塗装、天井ともに無しの部位です。

FLIR4688

未塗装部位は44℃以上になっています。ガイナ塗装天井なし部位と比較すると10℃以上温度は低下しています。

FLIR4687

乾燥炉にガイナを塗装

乾燥炉からの放熱で、周囲で作業する人が暑くて体調を壊す場合があります。

そんな時、乾燥炉の外壁に、もしくは内壁に、もしくはその両方にガイナを塗装する場合があります。

また、ガイナ塗装の上からシルバー塗装をする場合もあります。

どういう仕様で、どこに塗るかはその乾燥炉のもつ熱量次第です。

ガイナは、基本的に塗膜表面にある熱を積極的に捨てる塗料ですが、熱量の小さいものに塗装した場合は保温します。

空気が内容物なら概ね保温できますし、高温の温水なら放熱します。

乾燥炉次第です。

保温するということは放熱を止めて、燃料費を抑制していることになります。

アルミは遠赤外線を吸収も放射もしませんが、アルミ塗料の場合、純度の高いアルミ膜で覆うわけでもありませんから、どれでもいいというわけでもありません。

ガイナの上にアルミを塗布すると比熱の小さい、熱伝導度の小さい、アルミ膜になります。

いずれにしろ、乾燥炉の状態を測定してから仕様は決めます。

興味のある方はご一報ください。
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