新築への採用 ガイナルーフ


屋根瓦が60℃を超えるとき、野地板の温度は42℃程度。
この建物は、建築中の木造倉庫です。屋根は鉄板小波、内装は合板、構造材露出(内装無し)であり、完成状態です。
R3.6,21現在、外壁は未施工で、透湿防水シートまで仕上がっています。
断熱材は無く、断熱材の役目をする部材はガイナルーフだけになります。
高知県安芸市は高知県内でも高温の地域で、阪神タイガース二軍のキャンプ地です。
日差しは本州とは比較にならないほど強い地域になります。
サーモ画像内の十字の市の印は画像内の温度の最高点を示し、左上にその温度を表示しています。


屋根温度は概ね62℃程度です。
この時、直下の天井は、


ガイナルーフの効果で、42℃程度と20℃程度の温度上昇を抑制できています。
北側は


同じように42℃程度です。
断熱材のない木造倉庫ですが、内部は全く暑くなく、熱気も感じません。