古いスレートの建物の場合、古いスレートはアスベスト含有していますから、保全補修の用途で屋根を塗装しようとしても高圧洗浄はできません。
その場合、洗浄せず、大きいごみだけ取り除いて、ウレタンを15mm程度吹き付け、スレート屋根の割れや穴を塞いで屋根自体を固定し、その上に超速乾燥ポリウレタンを吹き付ける工事を実施することがあります。
この工事だと、アスベストを処理することなく、建物の耐久を高めることができます。
しかし、この工法の場合、工場内は熱がこもり、屋根も高温になり、施工前より暑くなります。
しかし、発泡ウレタンの上にガイナを塗装すれば暑さを和らげることができます。
以下の実験の添付は、ガイナを塗装した場合の効果を簡易的ですが検証したものです。
最後のページに考察があります。

ガイナ塗装有無ウレタン断熱体比較
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