乾燥炉からの放熱で、周囲で作業する人が暑くて体調を壊す場合があります。

そんな時、乾燥炉の外壁に、もしくは内壁に、もしくはその両方にガイナを塗装する場合があります。

また、ガイナ塗装の上からシルバー塗装をする場合もあります。

どういう仕様で、どこに塗るかはその乾燥炉のもつ熱量次第です。

ガイナは、基本的に塗膜表面にある熱を積極的に捨てる塗料ですが、熱量の小さいものに塗装した場合は保温します。

空気が内容物なら概ね保温できますし、高温の温水なら放熱します。

乾燥炉次第です。

保温するということは放熱を止めて、燃料費を抑制していることになります。

アルミは遠赤外線を吸収も放射もしませんが、アルミ塗料の場合、純度の高いアルミ膜で覆うわけでもありませんから、どれでもいいというわけでもありません。

ガイナの上にアルミを塗布すると比熱の小さい、熱伝導度の小さい、アルミ膜になります。

いずれにしろ、乾燥炉の状態を測定してから仕様は決めます。

興味のある方はご一報ください。